~当社にて生命保険をご契約いただいておりますお客様へ~
年末になると、会社から扶養控除等(異動)申告書や保険料控除申告書などの年末調整書類が配布されます。生命保険料控除を適用する場合、保険料控除申告書に保険料や控除額などの内容を記載し、保険会社より送付された生命保険料控除証明書を添付して会社に提出してください。※紛失等で再発行が必要な場合は当社へご連絡ください。
【生命保険料控除とは】
所得税・住民税は、所得に一定の税率をかけて計算しますが、支払った生命保険料のうち一定額を所得から差し引ける制度です。そうすることで節税することが出来るのですが、支払った保険料をそのまま控除できるわけではありません。また、生命保険の種類によって、控除額の金額が定められています。
国税庁 生命保険料控除について
【年末調整とは】
勤務している会社が所得と税金を計算して、社員の代わりに税務署に申告をしてくれる制度のことです。給料明細を見ると、毎月の給料から所得税が天引きされていることが分かります。しかし、これはあくまで仮の金額で、年末調整の時に正しい金額に計算し直します。そして、正しい金額より天引き額が多ければ還付、少なければ追加徴収となります。 正社員でも、アルバイトでも、パートでも、社員区分に関わらず受けられますが、年末に会社に在籍していることが要件なので、年の途中で退職した人は、特別な事情がない限りは年末調整の対象にはなりません。
※注意点:年末調整では、1月1日~12月31日の1年間の所得と税金を計算するため、控除対象となるのはその年に負担した生命保険料です。 「昨年の年末調整で提出し忘れた!!」という場合も、過去にさかのぼって年末調整で控除してもらうことはできません。ただし、ご自身で還付申告の手続きをすれば、過去5年までさかのぼって控除を適用できます。